FEATURE / 02

COMMUNITY / PARTICIPATION / RESIDENCY / RESEARCH / PRODUCE

飛生芸術祭 / まち×ひと×アート

作品だけを置くのではなく、土地の記憶や人との関係から考える。

飛生芸術祭 / まち×ひと×アート
SELECTED WORK / HIROSHI MORISHIMA

THE STORY

01

北海道白老町・旧飛生小学校を拠点に続く飛生アートコミュニティー。芸術祭、森づくり、TOBIU CAMP、地域交流、アーティスト・イン・レジデンスなど、長い時間をかけて土地とアーティストの関係を育ててきた。

「まち×ひと×アート」では、地域住民への聞き取りや町のリサーチを作品制作の起点にした。アーティストが地域へ一方的に何かを提供するのではなく、土地の記憶や暮らしに触れ、その関係のなかから作品が生まれる方法を試した。

ここで担ってきた役割は一つではない。企画、プロデュース、地域との調整、アーティストとの伴走、リサーチ、広報・編集など、その時々で必要な役割を引き受けてきた。

A SMALL DETOUR / 02

話を聞く。町を歩く。翌年また会う。

作品の前にも、後にも、時間がある。飛生と白老では、その時間そのものが文化を育てる材料になっていった。

INDEX / WHAT I DID

役割は、
ひとつではない。

01

RESEARCH

地域の人の話を聞き、歴史や暮らしに触れるところから始める。

02

COORDINATION

地域住民、アーティスト、行政、会場、飛生のメンバーなど、それぞれが話せる条件を整える。

03

PRODUCE / RESIDENCY

滞在制作や上演の条件を、アーティストや地域と相談しながら整える。

04

EDIT / COMMUNICATION

写真、文章、広報、記録を通して、地域で起きた出来事を外へ伝え、次の活動へ残す。

ANOTHER VOICE

平原慎太郎 / OrganWorks

「住んでいる人たちに観せるために創りたい。」

白老・登別で住民への聞き取りを重ね、土地の言葉から「語る町」を制作した振付家の視点。

北のとびら No.117 / 北海道文化財団 ↗

CHRONOLOGY

一回の成果ではなく、
時間のなかで変わっていく。

TOBIU

森づくり、芸術祭、キャンプ、地域交流。単発イベントではなく、毎年少しずつ関係を積み重ねる。

語る町

地域住民へのリサーチを起点に、町の言葉や記憶を作品へつなぐ「まち×ひと×アート」を本格化。

3 WORKS / 3 VENUES

平原慎太郎、渡辺たけし、羊屋白玉らが地域住民への取材を行い、白老町内3会場で作品を発表。

40 YEARS

飛生アートコミュニティー40周年。地域の記憶とこれからを、芸術祭と冊子制作を通して改めて記録する。

SCENES / FROM THE FIELD

現場は、
完成した瞬間だけではない。

対話、移動、準備、稽古、観客との距離。周辺にある時間まで含めて、その仕事の空気を残す。

2019。作品が生まれる前に、地域の人の話を聞く。
2019。作品が生まれる前に、地域の人の話を聞く。
2019。森と海と人のあいだに現れた「森のうさぎ海へいく」。
2019。森と海と人のあいだに現れた「森のうさぎ海へいく」。
2019「町の屋根」。町の記憶と身体が接続する上演。
2019「町の屋根」。町の記憶と身体が接続する上演。
夜の飛生。作品だけではなく、人が集まり時間を共有する場そのもの。
夜の飛生。作品だけではなく、人が集まり時間を共有する場そのもの。
飛生での芸術活動。
飛生での芸術活動。

FIELD NOTE

"
地域とアートの関係は、イベント当日だけではつくれない。

地域に作品を持ち込めば、一日は華やかになる。でも、土地との関わりはその日だけでは終わらない。話を聞く。何度も行く。一緒に作業する。失敗する。翌年また会う。飛生と白老で学んだのは、作品の前後にある時間もまた、文化をつくっているということだった。

NEXT FEATURE

EDUCATION / PROGRAM DESIGN / CO-CREATION / NETWORK

こどもとアーティストをつなぐアート教育ネットワーク事業

あそびとまなびのあいだに、出会いの場をつくる。

READ NEXT FEATURE →
上部へスクロール