HIROSHI MORISHIMA / ABOUT

森嶋 拓

文化編集者

北海道・札幌を拠点に、15年以上、舞台芸術から地域、教育、国際交流、公共領域まで現場を横断してきた文化編集者。

森嶋拓のポートレート

WHY / PROFILE

なぜ、文化編集に
たどり着いたのか。

始まりは、ダンサーだった。

光の中で躍動する身体に、どうしようもなく惹かれた。
才能があるとか、ないとか、考えることもなく踊り続けた。

踊ることが生きがいだった。
踊ることが、自分を証明することだった。

ゆっくりと、少しずつ、スポットライトを浴びる側から、場そのものをつくる側に移っていった。

音楽と温泉など、かけ離れた要素を掛け算して、ここだけにしかない空間をいくつも創った。
これこそが、自分の作品なのだと思った。

公演をつくり、場所をつくり、海外からアーティストを招き、若い振付家を育てた。
いつしか、舞台芸術のプロデューサーと名乗るようになっていた。

そして、いま。

次の世代に何が遺せるのかと考えたときに、行きついたのは、文化が続いていく仕組みそのものだった。

人の話を聞く。
まだ名前のない価値を拾う。
人と人をつなぐ。
コトバにする。カタチにする。
それが生きる場所をつくる。

だからいま、文化を、編集する。

円形の床面で舞踏を上演するダンサーと、それを囲んで見る観客
子どもたちとアーティストが一緒に制作する2025年サマースクールの様子
現場でインタビューと映像撮影を行う様子

HOW I WORK

見つける。
編む。
置いてみる。

文化編集には、決まった型がありません。

まず話を聞き、現場を見ます。何をするか、誰と進めるかは、そこで確かめたことから一緒に考えます。

01

見つける。

最初から答えを決めない。

話を聞く。
現場を見る。
土地を歩く。
記録を読む。

本人が何気なく話したことや、誰も重要だと思っていない出来事に、意外と大事なものが隠れている。

02

編む。

見つけたものを、一人で結論にしない。

人と人。
言葉と言葉。
文化と社会。
予算、時間、場所。

関係を組み替えながら、それが動き出せる形を考える。

03

置いてみる。

考えているだけでは、わからないことがある。

小さくても、まず現場に置いてみる。
そこで起きたことを見る。

うまくいかなければ変える。
思ってもいなかったことが起きたら、そちらへ進む。

完成させるというより、現場と往復しながら育てていく。

OUTWARD

現場で拾った問いを、
外へ持ち出す。

現場だけで抱えていても、変わらないことがある。

アーティストがなぜ続けられないのか。
数字には残らない変化を、どう扱うのか。
文化芸術と社会は、どんな距離で関わればいいのか。

現場で生まれた問いを、講演や対話、研究、政策の場へ持っていく。

そこで別の視点に出会ったら、また現場へ持ち帰る。

現場と言葉の往復を続けている。

TALK / LECTURE / DIALOGUE / RESEARCH / CULTURAL POLICY
講演会場で参加者に向けて話す登壇者
円卓形式の会場で文化芸術について対話する参加者たち
文化政策をテーマにした勉強会で参加者が意見交換する様子

RECOGNITION / EXTERNAL ROLES

違う席から、
同じ現場を見る。

つくる側だけにいた頃とは、座る席が少しずつ変わってきた。

審査する席。
誰かの企画を選ぶ席。
行政と文化のこれからを考える席。
人前で経験を話す席。

席が変わると、同じ文化芸術でも違うものが見える。

つくる側で見えたことと、見る側で見えたこと。その両方を、次の現場へ持ち帰りたいと思っている。

AWARDS札幌市民芸術祭奨励賞
北の聲アート賞奨励賞
JURY / SELECTION公募事業・作品選考・審査
COMMITTEE / ADVISORY札幌市文化芸術未来会議 委員
ほか文化政策・支援に関する対話
LECTURE / TALK文化財団・学会・文化施設等での講演・登壇

NOW / 2026

いま、
考えていること。

01文化芸術は、どうすればその価値を失わずに続いていけるのか。

02アーティストの固有性を薄めずに、社会との新しい接点をどうつくるか。

03長年の実践や記憶を、次の人や時間へどう渡すか。

04合理性や効率性とは異なる文化芸術の価値を、これからの社会にどう置き直すか。

CONTACT

まだ形になっていない相談でも
構いません。

企画、伴走、講演・寄稿、リサーチ、記録、文化芸術と社会をつなぐ新しいプロジェクトなど。考え始めの段階からご相談ください。

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